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シム調整とギヤテーパー処理

皆さんこんばんは。

Y(クマ)です。

 

本日はお客様の電動ガンのシム調整とギヤのテーパー処理を行いました。



エアガンは最近流行りのDMT C.A.T AR-15Legend8.5です。

前回行ったこの調整をかなり気に入っていただけたようで、もう1挺の方もお願いしますとの事で持ち込んでいただきました。

ノーマルでも十分な性能を持っているC.A.Tですが、良い性能だからこそギヤのガリガリ音が気になってしまいますね。

モーターのテンション調整をしてもギューという音が収まらないためシム調整していきます。

シム調整のついでにギヤの側面のバリ除去とテーパー処理も同時に行っていきます。



まずはメカBOX内部を分解、洗浄してメカBOXとギヤに接触痕がないかチェックします。



次にメカBOXのギヤと接触しそうな部分のバリ取り、エッジ処理をしました。

次にギヤのテーパー処理を行います。

ギヤの側面が他のギヤと重なって回転するため、ギヤ同士が接触して音が出てしまいます。

シムの調整だけでも音を少なくすることができますが、ギヤ側面の角をテーパー状にすることでギヤ同士が接触しないようにすることができます。

テーパー処理後はギヤ同士がぶつからないようにシム調整を行い完了です。

持ち込まれた時のギャーギャーいっていたのがウソみたいに静かになりました。

これで心置きなく撃ちまくってくださいね。

 

皆さんのお手持ちの電動ガンの中にも撃つたびにギューとかギャーとか鳴っているエアガンはありませんか。

上記のような音はギヤに負荷が掛かっている音ですのでそのまま使い続けると摩耗が進み破損に繋がります。

自分のエアガンの音って大きいの?小さいの?等、よくわからないという方も是非一度Y(クマ)までご相談ください。



DMT C.A.T AR-15は独自開発のメカニカルアジャスタブルプリコック(MAP)セクターギヤを搭載し、機械的にピストンを後退位置で安定して保持(プリコッキング)できるようにしています。

バーストとかアクティブブレーキはいらないけど、セミオートのキレがとにかく欲しいという方にお勧めの1挺ですよ。

電子制御を一切していないので電気系トラブルも少なくなります。

DMT C.A.T AR-15はSPECIALFORCEでも取り寄せが可能ですので気になる方はお早めにご注文くださいね。
2022.11.28 by specialforce | 0 Comments »